皆さんは年に映画館に何回くらい行きましたか。映画はネットで見るという方が増えていると思いますが、話題作等はできれば映画館で見たいものです。こういう私も最近は映画館に足が遠のいていますが。
では映画館に行くときに考えたいことってあるのでしょうか。
映画料金
まず、チケット料金です。2019年6月1日から主要4系列のシネコンの一般料金が1900円となりました。
しかし、一般料金で見ている人は多いのでしょうか。
日本映画製作者連盟のホームページによると、2018年の平均入場料金は1315円となっています。多くの方が割引料金を利用しているようです。
12月1日は1956年に当時の日本映画連合会によって定められた「映画の日」です。大抵の映画館では1000円または1100円で鑑賞できます。あと、映画館独自に映画サービスデー(毎月1日)やレディースデー(毎週1回)などを設けているところが多いです。映画館の会員になれば、割引料金で映画を見ることができます。映画料金は統一料金ではないため、映画館によって割安料金を設定しているところもあります。映画館のホームページ等で確認してください。
どの座席に座れば一番いいの。
映画の座席はどこに座ればベストか悩むところですね。劇場に傾斜がない場合は中央の席だと前の席の客の頭が映り込んでしまうということになります。その場合は、やや左か右の席をとる方がよいでしょう。一番前列の席はそんな心配をする必要はないですが、見上げるような姿勢で首が痛くなってしまいます。エグゼブティブシートがあればそれを利用するという手もありますね。中には6000円もするシートもありますが、ウエルカムドリンクがついた豪華シートですので、一度ぐらいは座ってみたいなあと思っています。
いずれにせよ当日券で入場するばあいは、混んでいる時間帯を避けて平日か土曜日や日曜であれば朝の時間帯か、日曜の夜に見ると比較的すいています。
映画の見るポイント
映画を見るときのポイントとしてどうしてもストーリーを気にしてしまいますが、映画はストーリーだけではなく、カメラワークや映画音楽などが優れた映画を見ることをお勧めします。
また、作品の中に散りばめられた監督の意図を見抜くことも必要です。この映像はそういう意図だったのかと気づくともうたまらなく嬉しくなります。例えば2001年宇宙の旅で出てくるコンピュータHALがIBMを指していること、IBMが途中まで製作に協力していたが、映画がコンピュータに対する警鐘の意図があったと分かると制作への協力を取りやめたことなどが分かると非常に面白くなってきます。
映画評論家のおすぎさんが映画鑑賞力を高めるための感情のコントロールの仕方についてブログで書かれていました。自宅で映画を見るときに感情を映画に感情移入しているときにトイレがしたくなったりしてトイレに行くと、その途端感情移入できていたのが出来なくなってしらけてしまうことがあるんだけど、おすぎさんは映画を何百本も見る中で感情移入が途切れないように訓練したという話をされていました。通勤や通学中にスマホやタブレットで映画を見ている人も多いようだけど、そんなときに、途切れないように感情を保つことができれば素晴らしいですね。
コメント