ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に
The Shawshank Redemption
1995年日本で公開されている米国映画。
スティーヴン・キング『刑務所のリタ・ヘイワース』を映画化した作品である。受刑者のアンディ役のティム・ロビンスとレッド役のモーガン・フリーマンが実にいい。
アンディは妻とその情夫をピストルで撃ち殺したという容疑で終身刑になり、ショーシャンク刑務所に受刑する。
アンディは、終始無実を主張するが、信じてもらえない。
受刑中に窃盗犯の青年トミーと知り合い、彼の高卒認定試験受験の支援をしたことから、彼から前に受刑した刑務所で出会った受刑者のことについて話し始めた。
その窃盗犯から男女2人を殺害し、女は銀行員の妻で夫が容疑者として逮捕されたという話を聞いたと聞き、自分の無実を証明してくれる証人だと所長に駆け寄る。
逆にトミーは所長に射殺される。その後、アンディは忽然と刑務所から姿を消してしまう。
以前、アンディはレッドに頼んで小型のツルハシを入手し、ひたすら脱獄のため部屋の壁に穴を開けていたのだ。
アンディは受刑中は図書係になり、新たな図書の要求をするため、予算要求をするなど銀行員の知識を生かして活躍していた。
所長の秘書の仕事もしていたため、所長が不正蓄財していた事実を新聞社に送り、所長は逮捕される直前に自殺。アンディは所長の金を銀行から引き出し、手に入れてメキシコのジワタネホで生活。、仮釈放になったレッドと示し合わせて再開して映画は終わるのだ。
私が一番感動した場面がある。
レッドが何回目かの仮釈放委員会のメンバーの面接を受けた時、彼の口から被害者には2度と会えないが、謝罪したい。
仮釈放なんかは望まないとハッキリ言ったことだ。長期刑の受刑者は仮釈放だけを生き甲斐に生きているのに、本心から言ったことが素晴らしかった。ショーシャンクの空には名作中の名作と言えるだろう。
ショーシャンク刑務所の撮影場所は州立少年院の跡地である。今も大勢の観光客が訪れているそうだ。

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